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yg「あ、来た来た…この曲聴いてみろ」
と、ヘッドホンを差し出す
久しぶりのユンギさんに、嬉しさが隠せない私。
素直にヘッドホンを受け取り、耳に当ててみる。
ヘッドホンからは、何とも言えない、切ないような美しいメロディが流れてきた、
「ステキ…」
ユンギさんは、そう言った私の手を握り、じーっと私をみると、一言、
yg「オレの女になれ。」
と言った。
今まで、私の事を恋愛対象にみてるとか、そんな素振りをこれっぽっちもみせてきたこともない人なので、
ユンギさんのいう「オレの女」と私の思う「オレの女」という定義が一致してるとは到底思えない。
「あの…オレの女とは?…なんでしょうか。恋人とかそういったもの?」
と問うてしまった私。
するとユンギさんは、チッと舌打ちし、
yg「その他になにがある?オレの彼女、恋人になれという事だろ。
Do you understand? ワカリマスカ?
ま、いいや、今からお前はオレの女だから…
そういう事で、決まりな。」
と早口で言った。
言ってる内容は胸きゅんなんだろうが、本人は笑いもせず、無愛想で…でも、耳が赤くなってる事を発見してしまった私は思わず、
「ハイ」
と笑顔で承諾し、そこから、私たちの恋愛が始まったのである。
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みんと(プロフ) - ユウ様、ありがとうございます❤︎ (2022年7月21日 20時) (レス) id: 99f878486c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 完結お疲れ様でした。続編楽しみに待っています! (2022年7月19日 19時) (レス) @page48 id: 78115a07d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月9日 12時