【完全オリジナルストーリー】ポケットモンスターダークライと最後の少女 (ページ37)

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ある日。人間との闘いで傷を負った伝説ポケモンが癒しの間に殺到した。

父「ダメだ！手が回らない！」

母「あなた！グラードンが！」

グラードン『ぐらぐらぅるぅぅぅぅぁぁああああっ!!』

いきなり暴走し始めたグラードンを宥めようとダークライの力を借りて眠らせようとすると、ダークライは殴り飛ばされた。

人間との闘いで混乱しているポケモンが多く暴走しているのはグラードンだけではなかった。

一時はダークライの力で眠ったポケモンも闘いのストレスなどで悪夢を見る。

父「ディアルガもか!!」

ディアルガ「グギュグバァァァッ!!」

正気に戻っている時はいくら仲が良くてもこうなってしまったら声をかけても意味がなくなる。

父は体を張ってディアルガを止めようとするが足止めにすらならない。

ダークライは意識はあるものの、技をかけれるような状態ではない。

母「あれをやるしか、、、!!」

父「くそっ！やむを得ない！」

いつものように父と母の様子を見ていたAはいつもと違う空気を感じとった。

父と母は手を繋ぐと目をつぶった。

２人の周りだけに風が舞い、光に包まれた。

伝説ポケモンから黒い何かが吸収されているかのように２人に吸い込まれる。

A「お父さん！お母さん！」