【完全オリジナルストーリー】ポケットモンスターダークライと最後の少女 (ページ31)

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グリーディ「皆様にお見せしたいものが、、、これをご覧下さい！」

グリーディが右手を軽く上にあげると、側近達はバタバタと動き出し、赤い布を被った何かが王の隣に並んだ。

グリーディ「我らの国に幸と平和をもたらすダークライです！」

王によって布が取り払われると、頑丈なカプセルに入ったダークライが姿を現した。

最後に会った時とは明らかに違う雰囲気に包まれていた。

A「(ダークライ、、！返事をして！)」

心の中で問いかけるも返事がない。

国民「王とダークライに乾杯！」

これから起こることを想像出来ない国民達は相も変わらず、グラスに入ったシャンパンやワインを飲み干す。

グリーディ「国民の皆さん、このダークライの力、、、とくとご覧あれ!!」

グリーディがカプセルの横についていたボタンを押すと、黒いモヤが漏れた。

ナイトはAを庇うようにして前に立つ。

ナイトの肩からダークライの様子を見ていたAは何かを感じ取り、顔を青くした。

A「まさか、、、そんな、、。」

ダークライ「、、、、、、、、、、、、」

グリーディ「ダークライ、ダークホール！」

グリーディはダークライを完全に手中に収めていたのだ。