【完全オリジナルストーリー】ポケットモンスターダークライと最後の少女 (ページ11)

今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:16,805 hit

10 ページ11

市街地からかなり離れた場所にAと３人はやってきた。

木でできた小さな家。そこがAの家だ。

年季が入っていて、扉は重そうに音を立てて開いた。

中は殺風景で暖炉と食器棚、台所があるくらいだった。

A「汚いし狭いから、、、誘っといてなんだけどごめんね？」

サトシ「いや大丈夫！」

家の中には何も無いものの、外に出れば近い場所に森があり、ポケモン達が遊ぶにはうってつけだった。

サトシはモンスターボールを放り投げると、中からポケモンが沢山でてきた。

それにならい、ヒカリとタケシを続いて投げる。

Aは夕食の準備をしようと、暖炉の火を炊いてから台所に立った。

タケシ「Aさん、もし良かったら自分に夕食を作らせてもらえませんか。」

背後から聞こえたタケシの声。

せっかく来てもらったのに作らせるのは申し訳ない気持ちになったAにヒカリが口を開いた。

ヒカリ「タケシの料理、すっごく美味しいのよ！」

ポッチャマ「ポチャ！」

ヒカリの腕の中にいるポッチャマも賛同した。

A「そうなの？ならお願いしていいかな？」

タケシ「任せてください！」

タケシは自分が普段使っている鍋やフライパンを取り出し、調理を開始した。

外に出て、ポケモン達が楽しそうに遊んでいるのを見ているA。

サトシ「なんでAの家は市街地から遠いの？」

サトシはいつの間にかAの隣に並びそんなことを聞いた。