１２５story ページ39
朔間｢嬢ちゃんや、もう朝じゃ。我輩に棺桶を返しておくれ、、、｣
あまり寝心地がいいものだから、できれば出たくない。
私の体を揺する朔間先輩の声は弱々しいものへと変わっていく。
ひなた｢朔間せんぱ〜い。昨日忘れ物しちゃって、、、｣
ゆうた｢取りに来ました〜、、、ってAさん!?｣
棺桶の中でまだ眠っている私の姿を見て、葵兄弟は声を上げた。
A｢ああ、双子か。おはよ〜。｣
ひなた｢二人って付き合ってたんですか？｣
ニヤニヤしながらこっちを見るひなたくん。
A｢断じてそれは無いよ。(自称)吸血鬼とか言ってる厨二病とは死んでも付き合いたくないから。｣
朔間｢嬢ちゃん、、、朝一で心が折れてしまうわい、、、、｣
スッキリ眠気も冷めて、HRまで時間があるからＡ組の教室へ向かう。
A｢おっ、北斗おは〜。｣
いつも一番に来ているんだろうか。授業のノートを出して予習をしていた。
それを邪魔するように、北斗の机をガタガタ揺らす。
北斗｢スバルと同じようなことをするな。」
同レベルとは思われたくなくて、すぐに止めた。
A｢それ以上頭良くして何がしたいのさ。｣
北斗｢頭が良くなることでデメリットは何も無いからな。」
正論で返されて、返す言葉が見つからなかった。
黙ってノートにスラスラと丁寧な文字を書いていく北斗の手を見ていた。
A｢北斗の手ってほっそいよね。前の真みたいに。｣
北斗｢そういうAこそ。、、、うん。、、そうだな。、、、」
言葉を詰まらせた北斗の机をもう一度ガタガタ揺らした。
A｢なぜ詰まらせたんだよ！傷つくんだよ！｣
北斗｢すまない。今度から傷つけないように
表情が豊かになった北斗のこういう時の笑顔は
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水無月のぞみ - 光の名字の『てんま』は『天満』ですよ。 (2021年1月9日 11時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食パン x他2人 | 作成日時：2019年1月25日 21時
