私の歌を聞け歌え踊れ３ (ページ19)

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１０５story ページ19

スバル「ねぇA、可愛い子って好きー？」

最近朔間先輩の元で修行だかなんだかしてるTrickstar。

北斗と真は死んだような顔で登校してくるのにも関わらずスバルはちゃんと健康な肌の色。

北斗は軽音部の双子と表情を豊かにするための特訓。

真は大神とひょろっとしたあの体格を鍛えるための特訓。

どちらにせよ軽音部が絡んでるとなると、とてつもなく辛いんだろう。

A｢まぁ好きっちゃ好きだけどなんで？｣

スバル「俺の後輩が今日紅月と勝負するんだ！見に行こ☆」

スバルの後輩、、、強者(つわもの)だったりしてなんて思いながら気になるので了承した。

もちろん北斗と真は今日も特訓。真緒は生徒会が忙しいのだろうか。疲れ切った顔をしていることが多い。

放課後。

ライブ会場となる講堂にあんずも連れて３人で講堂へ行った。

ライブ観戦するには受け付けという面倒臭いものをしなければならず、長い長蛇(ちょうだ)の列にスバルと並んだ。

？「明星先輩、来てくれたんですね！」

可愛らしいソプラノの声。

受け付けの係の子から発せられた声だった。

スバル「しののん！」

〝しののん〟とまた変な渾名を付けられたものだ。

紫之「紫之創って言います。に〜ちゃんが言ってました。星川先輩ですよね♪」

に〜ちゃんとは二兎先輩の事。

今日は二兎先輩率いる〝Ra*bits〟と生徒会長がいない今、この学院で最も最強なんじゃないかと噂される紅月。

紫之くんはライブ前だと言うのに衣装に着替えもせず受付をしていた。