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５話 ページ6
今日は休日で学校もないし部活もない。
部活はパソコン部に所属しているから行ったり行かなかったり。俗に言う幽霊部員ってやつ。
家にいてもすることがなかったから、何軒か離れたこーがくんの家に行くことにした。
ピンポーンとこーがくんの家のチャイムはいい音を鳴らす。
大神母「あら、Aちゃん！久しぶり〜！」
こーがくんのお母さんに抱きつかれて少し身じろいだ。
ワンワンと飼い犬のレオンも歓迎してくれているみたいで尻尾を元気よく振り回していた。
A「レオン久しぶりー！うわっ!?重くなったね！」
久しぶりに抱っこすると長くは持っていられない重さにまで成長していた。
もふもふとレオンの顔を撫でていると、こーがくんのお母さんは家中に広がる声で「晃牙！」と叫んだ。
パワフルなのは相変わらず。
チッと舌打ちしながら階段を降りてきたこーがくん。
大神「お前かよ、、、」
明らかに嫌そうな顔をして階段を登ろうとするこーがくんの首根っこをおばさんが掴んだ。
大神母「せっかくAちゃん来てくれたんだから！ほら、レオンの散歩でも行ってきなさい！」
恐るべしこーがくんママ。
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作者名：食パン | 作成日時：2019年3月26日 0時
