６ ページ7
裕人｢過半数だ。お前、やめろ｣
｢｢｢｢｢やめろ！やめろ！やめろ！やめろ！｣｣｣｣｣
やめろコールがかかる。
そこへ教頭が入ってきた。
教頭｢全員教室に戻れー！！｣
裕人｢言ったろ、俺たちが法律だって｣
教頭｢これ以上やったらお前たち卒業できなくなるぞ。青島！｣
裕人｢こんな学校、卒業してなんの意味があんだよ｣
樋熊｢青島。意味のあるものにすればいいじゃないか。音楽がやりたければ歓迎するぞ｣
だぁから、裕人はもう音楽なんてやらないって。
私だって。
教頭｢樋熊先生は黙っててください！出ていきなさい！全員いますぐ！｣
怒鳴って脅すの先生って好きだよね。
蓮｢行くよ｣
蓮がみんなに声をかける。
『はいよ』
蓮が裕人の肩にポンッと手を置いて音楽室から出ていく。
麻雀やらなんやらをもってぞろぞろ退出するみなさん。
裕人は少しの間先生と見つめ合うってか睨み合うっていうかをして音楽室から出ていく。
それに続く私。
・
音楽室にいてふと思い出した、あの日の事。
私たち6人は昔ってか高1までバンドをやっていた。
裕人がギター。蓮がサックス。圭太がキーボードで、勇治がベース。金ちゃんはドラム。
私は、ボーカル。
自分でいうのもなんだけどそこそこ人気はあったと思う。
だけど、あの日────────
高1の文化祭の日。体育館で演奏してた。
私たちはね、何もしてないんだよ。
だけど、先輩たちに
｢うるせぇんだよ！｣
演奏中の私たちにバスケットボールやらなんやらをぶつけてきて、挙げ句の果てに
｢うるせぇつってんだろ！｣
パイプイスを投げた。そのイスは裕人のギターに直撃して裕人は怒った。
裕人たちは楽器を置いて先輩たちと殴り合い。
楽器を傷つけられたことと、大切な仲間が殴られてるのを見てられなくて私も喧嘩に参戦した。
喧嘩なんてしたこと無かったけど、その時は必死で先輩たちを殴ってた。
だけど、ヤンキーの先輩たちに私たちは力も人数も足りなくてかなりボコボコになってた。
悔しかった。
『裕人！』
蓮｢危ない！｣
ガンッ！
その時裕人はパイプイスで思いっきり殴られて、手に怪我をした。
────────────────
それから裕人はギターがうまく引けなくなって私たちはバンドをやめた。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←５
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yui*(プロフ) - 美佳さん» 何度もご指摘ありがとうございます。なおしておきます (2016年9月12日 15時) (
レス) id: 0d2cead2d2 (このIDを非表示/違反報告)
美佳 - 作者さん金也のセリフの所で、プラボーではなく、ブラボーの間違えじゃないですか(?_?) (2016年9月12日 12時) (レス) id: 5153e98c85 (このIDを非表示/違反報告)
yui*(プロフ) - 美佳さん» 教えていただきありがとうございます！なおしておきます (2016年9月11日 18時) (レス) id: 0d2cead2d2 (このIDを非表示/違反報告)
美佳 - 作者さん美咲高校の咲って漢字表記が違います。正しくは、美崎高校ですょ(^-^) (2016年9月11日 15時) (レス) id: 5153e98c85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yui* | 作成日時：2016年9月10日 16時
