JUMPの最年少とキンプリのお姉さん【Yuri.C】

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King&Prince「「こんにちはー！King&Princeです！」」


宏太「おー！入って入って！」



Hey!Say!JUMPの楽屋に行くと、迎えてくれたのはリーダーの薮くん。


とりあえず足が進まなそうなAを、前から海人が引っ張り、後ろから玄樹が押していた。


涼介「おー、デビューおめでとう！」


紫耀「ありがとうございます！」


涼介「これからよろしくな」


にこっと笑う山田くん。イケメンや←


山田くんはふと、俯いているAに目をやった。



涼介「木野ちゃんも、デビューおめでとうな」



ビクッとして、ゆっくり顔を上げたA。


少しぎこちなく笑っていた。


『……ありがとう、山田くん』


涼介「おう！困ったことあったら、何でも頼れよ」



『うん』


Aはぎこちないが、にこやかに話す二人を思わず凝視する俺たち。

多分同じこと思ってる。



A、山田くんと面識あったのか！！


でもよく考えれば、Aは確か今年で25歳だったはず。


山田くんと同い年だ。だからか。



同い年だからこそ、遅れてデビューして気まずいからHey!Say!JUMPに挨拶に行くことに渋っていたのか、と思ったが、よくよく見ているとそうでも無いっぽい。




他のメンバーからもおめでとう、の声が浴びせられるなか、Aはことある事にちらちらとある一点を気にしていた。



目線を辿ると、その先にいたのは知念くん。



わいわいした雰囲気を他所に、椅子に座って雑誌を読んでいた。


何でそんなに知念くんを気にするんやろ。



涼介「おい知念、挨拶しないの？」

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