関西中央医療センター

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末｢Aちゃん、これだけ頑張って帰ろう？？？
ほら、これ触ってみて？
どう？痛いかな？柔らかいでしょ？｣

正｢頑張ってお母さんに後で報告しよ？
まだ何もしないからゆっくり深呼吸しよか？｣

末｢どうする？1回道枝にコールしてみる？
みっちーに傍に居てもらった方が落ち着きそうじゃない？｣

正｢掛けてみるわ。｣

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

道｢もしもし？どうかしました？｣

正｢あのさ、Aちゃんの診察室まで来れんかな？結構泣いてて落ち着かんくて、、、あと吸引だけやねんけどなかなか進まなくて。｣

道｢分かりました！すぐに向かいます！｣

正｢今来てくれるらしいです。｣

末｢ありがとう！｣

道｢お母さん、ちょっと今からAの所お手伝いしてきますね、出来れば、頑張れたら沢山褒めてあげてください？
もし、出来なくても優しく声掛けしてあげてください？
診察室に入るのも大変だった子が今診察室に1人でいる訳ですから、とても心細いと思ってるはずなので、お願いします。｣

母｢私なんかあの子を褒めれる自信ないです、、、あの子を1人置いてきたんですから、本当に最低なことしたと思ってます。
だから、あの子もこんな母親に褒められたくないと思ってますよ。｣

道｢大丈夫です、お母さん自信を持ってください。お母さんが暗かったらお子さんにも伝わりますよ？
なので、笑顔で迎えてあげてください？｣

母｢分かりました。｣

道｢はい。｣

ｺﾝｺﾝ

道｢失礼します！｣

正｢来てくれてありがとう！｣

末｢ありがとう、これから吸引だけ頑張ろうと思って呼んでんけど、サポートしてあげてくれる？？｣

道｢分かりました！
Aちゃん、お母さんお外で待ってくれてるから頑張ろ？｣

正｢このお兄さんも応援してくれるって！｣

あ｢すぐ終わる？？？｣

末｢うん、本当にすぐに終わるから、さっきも言ったけど、この道具しか使わないから痛くなかったでしょ？？？｣

あ｢うん。。。｣

末｢よっしゃ、じゃ頑張ろっか！｣

正｢偉いな〜凄いやん〜｣

道｢僕ちゃんと横に居るから大丈夫やからな？｣

末｢じゃぁ、いくよ？
ちょっと上向いて？｣

正｢ごめんな〜ちょっとだけお顔抑えるで？｣

道｢手握ってこな、偉いやん！！｣

末｢ｽﾞｽﾞｽﾞ凄いで！もう終わるで？｣

道｢頑張れ！｣

末｢よし、終わった〜！
偉かったな〜(撫)｣

正｢お疲れ様！
後でお母さんに頑張ったよって報告しよな！｣

道｢お母さんめっちゃ褒めてくれるよ！！｣

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