守護霊#23 ページ24
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「山田せんぱーい。お疲れ様です。」
涼「お、お疲れ様。」
初めて先輩と帰った日から、数ヵ月。
最初は、私なんかが厚かましい……と
思っていたんですけど、いつの間にか
先輩と一緒に帰るのは、恒例になってしまって。
こうして、先に仕事が終わった方が
もう一方の元へ行くのも、お決まり。
「帰りましょ。」
涼「…おう。」
上着に腕を通し、鞄を手に取る先輩は
心なしか、いつもより暗い表情。
「…疲れてます?」
涼「ん?あー…ちょっとね。」
「あんま無理しないで下さいね。」
作り笑いで頷く先輩と一緒に会社を出た
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普段より静かな街。
隣を見るといつもみたいに先輩がいる。
でも、アイツらが居ない。
昼下がり、山田先輩の所へ行ったっきり
二人の姿を見なかった。
私たちには珍しい、
静かな空気が流れて
私が口を開こうとした時。
涼「昨日さ……」
隣から、暖かくて優しい声がした。
涼「知念とゆうてぃが………帰った、」
「…………え?」
先輩が暗かったわけは
きっと、そのこと。
涼「……アイツら最後に言ったんだ
使命は果たしたから幸せに、って。」
「…使命?」
苦笑いで頷く先輩の瞳は、
うっすらと輝いていた。
涼「あーあ、アイツら好きだったなぁ…」
独り言のように呟いて
うつ向けば、地面に落ちた綺麗な涙
初めて見た先輩の涙。
初めて見た大人の涙。
経験した事のない展開に
頭をフル回転させ、
出した答えは、
…
「泣かないでください……」
涼「……A?」
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まきの(プロフ) - ズッコケLOVEさん» えー!そんなそんな……恐縮ですっ(><)!私の小説で泣いてくださるなんて……もう感激しすぎて言葉がでないです…!守護霊たちとのお別れシーン、上手く書けていたでしょうか?そこだけが心配です。(笑) もし良ければ、これからも応援お願いします(^^) (2016年1月9日 18時) (レス) id: ac7e31fdc4 (このIDを非表示/違反報告)
ズッコケLOVE - 最後、泣いてしまいました (2016年1月9日 12時) (レス) id: 5f38836df0 (このIDを非表示/違反報告)
まきの(プロフ) - なむさん» なむちゃん…!!そう?ビックリした?幽霊とくっつくのは、ちょっと違うでしょ?(笑)あ、うん!好きだよ、とっても!あ、アンケートありがとね!参考にさせて頂きます(^^) (2016年1月8日 22時) (レス) id: ac7e31fdc4 (このIDを非表示/違反報告)
なむ(プロフ) - まきのちゃん!完結おめでと!まさかの山田締めにびっくりしてますー。新作ねー。まきのちゃんさ、ゆとあり好きじゃなかったっけ?あんまりそのコンビの小説見ないから希望。うーん。これの続編も見たいなあ。どうしよ、。全部見たい!! (2016年1月8日 21時) (レス) id: 62f0e9c3ff (このIDを非表示/違反報告)
まきの(プロフ) - 結愛さん» おぉぉぉもしろいですか!(笑)有り難うございます(^^)!いのあり可愛いですよね〜(*´∀`*) (2016年1月6日 20時) (レス) id: ac7e31fdc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まきの x他1人 | 作成日時:2015年12月29日 19時