☆彡44 ページ44
涼介MIX
目の前にはAがいる。
俺の好きな人がいる。
いつもの変わらないAの姿がある
それなのに…
それなのに
なんで俺たちの記憶がねぇんだよ…
見てられない。
俺たちを知らないAなんか。
俺たちを見て怯えてるAなんか…
悲しい。苦しい。
そんな思いが増してきて
また、雫を落とすんだ。
「ポタポタ」
俺のシャツは洗濯をしたかのように濡れはて
目はひどく腫れている
涼「…どうして」
宏「え？」
涼「どうして！どうして俺たちの事覚えてねぇんだよ！」
「ガタ」
机が横に倒れる
俺は思わず怒鳴ってしまい
机を殴ってしまった
。
。
。
A「やめて…。やめて…。やめてーーーーーー」
Aの目から雫がこぼれ落ちる
Aは見たことのないくらいに怯えている
涼「あ…お…おれ」
今更自分のあやまちに気づき
謝ろうとAに近づく
するとAに手で簡単に追い払われてしまう
A「やめて！
どうして怒鳴るの？意味がわからない。
はっきり言ってきもちわるい
そばにいないで近づかないで
だいたい
あなたたち誰なの？
なんで私の病室にいるの…？
関係ないじゃん
そばにいないで…
知らない人にいて欲しくない
泣かれても
心配されても
あんたたちに何されたって嬉しくない
正直言って迷惑なの…
消えてよ…」
Aの雫は頬を伝って
床に落ちていく
。
。
。
侑「A、嘘だよね…？」
そういう知念の声は暗くて
裕「ずっと一緒にいたじゃん」
もうみんなの目からは涙しかない
。
。
。
「そこは、もう少しかろやかにね」
「初めまして、今日からプロデューサーをすることになりましたAです！」
「涼介！」
「涼介、ありがとう」
涼「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
息が…息ができないっ！
悲しい。
涙しか…俺には残っていなくて
好きな人一人守れない俺。
俺の心の穴はすごく広がっていて
心に残ったのはAとの思い出だけ。
…
前は、名前を呼ぶだけで微笑んでくれたけど
もう、その微笑みは俺にはむけてもらえなくて
むけてもらえるのは
怯える体と涙だけ…
思い出してよ…
A…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リズム(プロフ) - 山田莉乃さん» キュンキュンしていただけて光栄です>_<テスト休みが終わったら返信がんばりますね！ (2013年11月27日 16時) (
レス) id: 475a606ae4 (このIDを非表示/違反報告)
リズム(プロフ) - ここっちゃんさん» ありがとうございます！とても嬉しいですp(^_^)q (2013年11月27日 16時) (レス) id: 475a606ae4 (このIDを非表示/違反報告)
山田莉乃 - 何か、凄く感動します！泣いちゃいました… (2013年11月27日 7時) (携帯から) (レス) id: 577e65655c (このIDを非表示/違反報告)
山田莉乃 - キュンキュンしまくりです(≧ε≦)ヤバいッ♪です！更新ガンバレッツゴーです! (2013年11月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 577e65655c (このIDを非表示/違反報告)
ここっちゃん(プロフ) - もぅ 読みたくてしかたありません！続きお願いします 応援してます！ (2013年11月7日 17時) (レス) id: b3fabbed7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リズム | 作成日時：2013年10月12日 19時
