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りあside
ー数日後ー
私が涼介に告白したのは中学3年の夏
かっこいいし、面白いし、優しい
でも、ごめんね。涼介
私、実は付き合ってるの涼介だけじゃないんだ
部活に入れば、涼介以外の彼氏と遊べなくなるでしょ?
だから、帰宅部に入った
それに、最近涼介といてもつまんない
なんも喋んないし、
涼介の目線の先にはいつもAちゃん
そろそろ別れちゃおっかな?
だからね、今日の放課後、涼介を私のクラスに呼んだ
涼「りあ、お待たせ」
りあ「あのね、今日は1つだけ言いたい事があって呼んだんだ」
涼「ん?」
りあ「私と…別れてほしい…」
涼「…そ、分かった…」
ほらね?涼介の気持ちは、多分もうあの子にしかないから
私が振ってもなんともないんだよ。きっと
それなのに…
ガラガラガラッ
A「もったいないね。りあちゃんも」
りあ「は?」
A「全校で噂されてるよ?りあちゃんは、男遊びが激しいって」
りあ「っ…」
A「ほんとに涼介のこと好きだったの?」
りあ「それは…」
A「どーせ、外見だけでしょ?優しいとか、面白いとか、それだけでしょ?」
なんなのこの子…涼介の彼女でもなんでもないくせに
A「涼介には、もっとたくさん良いところがあるし、それに負けないくらい悪いところもある」
涼「もーいいよ。A」
A「私の方がりあちゃんより、涼介のことたくさん知ってる自信あるよ!」
涼「もーいいって」
A「りあちゃんが涼介のことを振ったんじゃない。りあちゃんが涼介の彼女失格なの!」
涼「いい加減にしろって。」
涼介は、そのままAちゃんを連れて行ってしまった
いらつく
なんなのほんとに
彼女でもないのになんであそこまで…
意味わかんない
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作者名:くるりん | 作成日時:2017年3月20日 10時