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Aside
A「侑李、帰ろー」
侑「うん!ちょっと昇降口でまってて!」
A「はーい」
侑李とのカフェ楽しみだな〜なーんて思いながら昇降口に向かってると
A「っ…」
私の前にいるのは、涼介とりあちゃん
私には関係ないのに…
なんだろう…この気持ち
侑「Aー!お待たせー!」
A「全然大丈夫だよ!」
良かった…侑李が来るのもう少し遅かったら私、おかしくなってたかもしれない
侑「行こっか」
A「うん!」
いつも行ってるカフェに侑李と行くと
私も侑李もいつものでって言う
私はいちごのショートケーキで
侑李は真ん中に栗が入ってるモンブラン
店員「お待たせしました〜」
A「うわ〜、美味しいそう!」
侑「美味しそうって笑いつも食べてんじゃん」
A「あ、そっか笑」
いちごって美味しいよね!
そう言えば、あいつもいちご好きだったよな〜
A「侑李はさ、部活何に入るの?」
侑「僕はもちろん、サッカー部」
A「だよね〜、私は何部に入ろうかなー」
侑「まだ、決まってないの?」
A「うん…だって私、運動部っていうのもあれだし、吹奏楽って感じもしないし…」
侑「見学とか行ってゆっくり決めたら?」
A「うん、そーだね!」
良いなー、侑李はやりたいことがあって
あいつは…何部に入るんだろう…
侑「Aと、山田ってどんな関係?」
A「は!?え、なんで?」
いきなりそんな質問されるとびっくりすんじゃん
侑「いや、なんとなーく」
A「小学生の時に仲が良かっただけ…」
侑「そっか」
A「うん」
そう、仲が良かっただけなの
私は大好きだったけど…
多分、涼介は私のことは好きじゃなかったと思う
侑「A大丈夫?今日の朝からぼーっとしてるけど」
A「あ、うん!全然大丈夫!」
なんでよ、侑李といるのに涼介のことばっかり考えちゃう…
侑「もー、帰ろっか!」
A「うん!」
侑李はいつもこの後、私の家まで送ってくれる
A「今日もありがとう」
侑「こちらこそありがとう、おやすみ」
A「うん、おやすみ」
私は帰ってすぐにベッドに飛び込んだ
明日学校に行ったら
隣には涼介がいる…
嬉しいんだか嬉しくないんだか…
でも、自分でも分かんないけど
涼介に彼女がいるの…
やだな…
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作者名:くるりん | 作成日時:2017年3月20日 10時