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涼介side
あれから、Aと知念は前みたいに親友として仲良くなってる
それに、最近1番変わったこと
A「侑李、ほら言ってみ?」
侑「りょう…すけ」
俺「え?」
A「やっぱ、こっちの方が良いじゃん!」
侑「そ?涼介、よろしくね」
俺「お、おう」
ほんとだったら、Aのことを泣かせた知念を親友として怒るんだろうけど
Aに知念のことを責めないでって言われたから
もし、そんなことしたら親友やめるとか言われたし
で、結局今では…
俺「知念ー、練習疲れた〜。もう俺死にそ〜」
侑「涼介、僕も涼介もベンチ入ってるんだから、頑張らないと!ね?」
俺「はーい」
なんだか、すっかり仲良くなっていた
しかも、たまに
侑「Aとはどうなの?」
とか聞いてくるし
別に、Aとは何の進展もない
はぁ…俺のか片想いはいつまで続くんだろう
A「涼介〜、球技大会とか私無理だよ〜」
俺「はは笑お前運動音痴だもんな」
A「黙って」
俺たちのクラスでは、来週行われる球技大会のチーム分けをしてる
女子はバスケで、男子はサッカーなんだって
A「お、らんとかなと同じチームだ!」
俺「俺は…知念と一緒か」
A「え、侑李と涼介が同じチームとか、対戦する相手が可哀想」
俺「は?」
A「だって、強すぎるじゃん!」
俺「別に、良くね?てか、お前俺らと同じクラスなんだから普通、強かったら喜ぶだろ」
A「えー、だってこれに関しては反則だよ反則!」
俺「なんで、知念と俺が一緒のチームなだけで反則になるわけ?」
A「もーいいや〜、大ちゃん応援しよ」
俺「あのな〜」
大「え?なになに!?俺のこと応援してくれるの!?」
え、なんで大ちゃん。
俺「なんでいんの」
大「だってチャイムなったから」
チャイム?なったっけ?全然気づかなかった笑
A「大ちゃん、頑張ってね!うちのクラス反則グループだから笑」
大「反則グループ???」
A「侑李と涼介が同じチームなの!」
大「え!?まじで!?」
俺「大ちゃん、ほんとうるさい」
大「あ、ごめん笑」
大ちゃんなんか応援すんなっつーの
この前の素直に礼を言ったAちゃんはどこに行ったのかな〜?笑
大「Aも頑張れよ!」
A「うん!ありがと」
俺「大ちゃん、次の時間始まるから教室戻って」
大「はーい」
あー、なんかイライラする
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作者名:くるりん | 作成日時:2017年3月20日 10時