Valentine's Day F×Y

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SideF


…あれからわたちゃんから返事が来ない。


そんなことを思いつつ大学に行くと


K「藤ヶ谷!!
昨日ちゃんと横尾さんを家に送ったか?!」


そうみつに聞かれ


F「いやそれが…」


事情を説明すると


K「はぁ…」


盛大にため息をつかれた。


F「俺だって返事がなくて泣きたいよ…」


昨日はわたちゃんも俺の事好きなのかと思ったのに…


やっぱり勘違いか…


K「まぁとりあえず横尾さんの返事待ちだな。」


そうなんだよな。


そう思いつつ講義を受ける。


…でも講義を受けてても


その後家に帰ってのんびりしていても


他の誰かといても


何をしてても考えるのは君のことだけ。


F「会いたいな…」


それに俺、結局ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝﾁｮｺちょうだいって言えてない。


…もういっそのこと電話してしまおうか??


電話は迷惑??


じゃあLINE??


…返事返ってきてないのに??


F「うぅ…どうすればいいんだ…」


そんなことを思っている間にあっという間にﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ前日の金曜日になってしまった。


その日は昼過ぎから講義だから昼休みの時間に裕太とにかと待ち合わせをして昼ご飯を食べることにした。


F「…眠い…」


そう思って待っていると


T「おはよ〜
ってなんかすごく眠そうだね。」


F「ちょっと寝れなくて…」


そう最近考えすぎて寝れてない。


その後にかも合流して昼ご飯を食べたが


F「…もういいや。」


N「えっ?!
まだ半分以上残ってるじゃん。」


F「うん…」


食欲もない。


あぁ…わたちゃんに会いたいな…

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