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7.絶体絶命 沖田side ページ8

「どういうことだ!?奴らが銃を持っているなんて聞いてねぇぞ!」



「副長不味いです!出口の方にも浪士どもが!!

このままじゃ銃弾をまともに食らって下手したら全滅します!!」

隊士たちは泣きそうな、それでいて焦ったような表情を浮かべて口々に訴える。


浪士たちはすでに勝利を確信したのか、ニヤニヤと気味の悪い笑みをしながら銃を構える。





(銃を持っている奴の数は4......やるしかねェ)





少し離れた位置にいる土方さんに目配せをすれば、意図を読み取ったのか俺以外の奴らに後ろ手で合図を送る。






それを確認すると、俺は刀を構えたまま一歩前へ進み、未だにニヤついている浪士共に話しかけた。



「なあ、浪士さん達よ」





絶体絶命のはずのこの状況で笑顔を浮かべ臆することなく歩いてくる俺を警戒したのか、4人の浪士の目は俺の刀に釘付けになる。



「悪ィことは言わねぇ、その銃、下ろしてくれねーか?」



「...,.なんだ?命乞いをするつもりか?武士の端くれなら、潔く死を受け入れたらどうだ」




「幕府の犬はとうとう侍の心を忘れるまでに落ちぶれたかァ?」





俺の言葉を聞いた浪士達は引きつった笑顔ながらも、再び余裕そうな態度に変わる。



しかし俺の反撃を恐れているのか、目線は刀に向けられたままだった。



「......そうか、下ろさねェんだな。
それなら、悪いが生きたまましょっぴくことはできねぇ。







______ここで、死んでもらうぜ」

8.違和感 沖田side→←6.予想外 沖田side



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霜夜華(プロフ) - 表紙のイラスト描きました。…が、ちょっと面倒なことが起きてまして…。お手数ですが、ボードの方にお邪魔しました。本当ごめんなさい!m(_ _)m (2018年2月28日 18時) (レス) id: 3282eb2821 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 和歌青さん» ありがとうございます!14歳...少し子供すぎるかな?と思いましたがどうしてもお話の都合上あの子と同い年にしたかったんです(苦笑)これからもよろしくお願いします! (2018年1月9日 15時) (レス) id: 5360f6898a (このIDを非表示/違反報告)
和歌青 - 14歳…なの 面白過ぎる (2018年1月9日 5時) (レス) id: 896b7265bd (このIDを非表示/違反報告)
毒舌狼 - うんいいよ〜 (2017年12月18日 14時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 毒舌狼さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します! (2017年12月18日 7時) (レス) id: 5360f6898a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年10月30日 18時

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