番犬と夜兎

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近「Aもういいぞ」



「俺はお前を応援する、お前には帰る場所があるいつでも戻ってこい」そう言ってくれた




お辞儀をしてトシと総悟の横を通って外に出た





外に出るともう当たりは真っ暗になっていた




「ライ、帰ろう」




ライの方を見ると後ろを見ていた




振り返るとそこには総悟がいた




沖「A、行くのかぃ…」




静かに聞いてきた





「うん、ごめん」





僕が真選組に入れたのも今生きてるのも全部総悟のおかげだ





こんな恩を仇で返すようなこと…





沖「おれは近藤さんと同じ考えなんて甘いこと言わねぇ
いつか、お前を連れ戻す必ず」





「総悟…」





沖「一旦あいつに預けるだけでぃ」





「そっか、、」





沖「でも、ここはお前の帰る場所だ、
それは変わらねぇ」




「いつでも戻って来い、そう土方さんが言ってまさぁ」
そう言って屯所に戻っていった





「なんだ、みんな甘い考えじゃないか…」





そんなことを思い涙が頬を伝った




そして屯所を離れた

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