番犬と夜兎

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ライside




真選組1番隊副隊長A
俺のご主人様だ





訳あって今は第七師団と行動を共にしている





昼過ぎ神威というヘラヘラ男が部屋に入ってきた





「遊ぼうよ」そう言って
Aとかくれんぼをするらしい
ルールは1時間で勝負
そして勝者の言うこと聞くらしい



ーーーーーーーーーーーーーー



1時間半ぐらい経ってからAが戻ってきた





なにかいつもと違う
放心状態のようでぼけーとしている




オレが擦り寄ると




「あ、ライ相談があるんだ」




そんなことを言い出した




ご主人様からの相談とはなんだ？




「好きってどういう感情なんだろう？」





もしや、あの神威という男の事か？





「ライに聞いてもわからないよね笑」





そう言ってまた外に出て行った





オレはご主人様の幸せだけを願っている





あの日俺を拾ってくれたのは間違いなくAだ




今は真選組のルールで生きているからあいつを悪者
と見ているだろう
でも、最近はそういう風だけには見えなくなってるはず…




早く自分の気持ちに気づいたらいいのに

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