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「なあ、蘆屋A。
俺はどうすれば良い?
四人の主人を手にかけ、己の穢れすら払えず、堕ちかけている俺は、一体どうすれば良い?
……どうすれば、この苦しみから逃れることができる?」
三日月宗近は、泣いていた。
一度でいいから、主に大切にしてほしいと、三日月宗近は誰よりも思っていたのだ。
しかし、人間に対し、恐怖しているのもまた事実。
二度と醜い自分に絶望したくないと、審神者を殺し、その度に『次こそは』と希望を持ち新たな審神者を待っていた。
だが、安心できる、生き残る審神者は居なかった。
三日月宗近は、己の醜さと弱さに絶望していた。
だから、安心できる上に死なないAに救いを求めているのだ。
「お前は、俺を救ってはくれないのか?」
Aは、淡々と答えた。
「私にあなたを救うことはできない」
三日月宗近の顔が、悲しみに歪む。
だが、頬に添えられた手により穢れが徐々に邪気が浄化されていくことに、戸惑っていた。
救えないのであれば、何故邪気を払おうとしているのかと。
「私に貴方は救えない。
貴方の苦しみが、私にはわからないから。
貴方が苦しみ続ける理由は、貴方にあるから。
貴方が苦しみから逃れられないのは、その苦しみと向き合おうとしているから」
三日月宗近の瞳の中で、三日月が煌めいた。
「穢れなら私が浄化する。
救うことはできないけど、貴方が救われる手伝いをすることはできる」
徐々に雨が止んで行く。
「誰が何を言ったところで、結局行動を起こすのは貴方。
貴方の意思、貴方の考え、貴方の価値観。
全ては貴方が決めること」
太陽が、顔をのぞかせた。
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藍央(プロフ) - そうですか、すいません余計でしたね。 (2019年3月4日 12時) (レス) id: 3d1ad82df4 (このIDを非表示/違反報告)
ブラッディ・ドリーマー(プロフ) - 藍央さん» 申し訳ありませんが、キャラクターの性格、話し方等の指摘は受け付けておりません。詳しくは続編に書いてありますが、私も私なりの考えのもと書いています。ご了承お願いいたします (2019年3月3日 23時) (レス) id: 71334657d1 (このIDを非表示/違反報告)
藍央(プロフ) - 江雪や宗三の話し方はわざとですか?仲間の刀剣男士には普通に喋ってもいいと思うのですが… 話はすごく面白いです! (2019年3月3日 21時) (レス) id: 3d1ad82df4 (このIDを非表示/違反報告)
ブラッディ・ドリーマー(プロフ) - 面影草さん» お気遣い、ありがとうございます(^^)私は、気にしないようにしているので、今後、もしまた悲しいコメントがあったとしても、放置してしていただいて構いません。いつも読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m (2019年2月26日 9時) (レス) id: 3090af0f06 (このIDを非表示/違反報告)
面影草(プロフ) - ブラッディ・ドリーマーさん» 返信ありがとうございます。文面がちょっと受け取る側からしたら火に油を注いでるように感じたかもしれません。喧嘩をするつもりはありません。今後、このようなコメントがなくなると良いですね。 (2019年2月26日 9時) (レス) id: 50c6120963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あき | 作者ホームページ:
作成日時:2019年2月7日 16時