悟が彼女泣かせた件について。【五条悟】 (ページ23)

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『しょうこさむい！！！』

「あれ、さっきせんせーになんか言われてたヒトだ。」

「まあまあ、掃除お疲れ様。」

『ありがとう傑さむい！！』

悟と別れて少し経った。

飲み物買おうとぬくぬくから抜け出してきた。
そしてすぐだからと廊下の寒さをみくびったため
上着を一切着ないまま廊下に出てこのざまであるのだ！！
まじでさむい！！！！

自販機の前に居た硝子と傑。
寒いのは無理、硝子に速攻で抱き着いた。

『……人の温もりって1番暖かいよね…。』

「え、何それ。」

『あ……。』

いや別に何もないし？
冷や汗とかかいてないし？？

嘘つくの下手とか
全然言われないし！？
(この人嘘が下手です)

『いや、別に……。』

「……悟と何かあったのか？」

『それは言わないお約束☆』

「あったんだねAさん。詳しくどうぞ。」

『…寒いから部屋でどう？……硝子の。』

「なんで私の部屋？散らかってるんだけど。」

『私の部屋ちょっと遠い、寒い、限界、』

「A最後片言だね。」

『傑汲み取って？？？』

＊

「「ええ～…。」」

『なんでそこはもっちゃうの。そしてその目線もやめてほしい。』

「いや、ねぇ……。」

「悟らしくないなと思って。」

「ほんとだよね、それホントに五条だった？他の五条に似た奴じゃないの？」

『硝子って私と悟が何かある度に批判してるのは何で？？』

ハッキリ言いますよ、私は嘘が下手です(遅い)。
まあお互い鋭いし、悟に言われるのもやだ。
けどさぁ、ぜんぶ話したら話したでこれだよ？
折角話したのにこの反応って酷くないか？

「でもよかった、進展はしたらしいな。」

「それは同感。」

傑がそういって、硝子はコーヒーをずずっと飲んだ。
それでもそうやって少し入ってくれる当たり嬉しいんだよね。
そう言う所はまじで好き。
そこじゃないところも好きだけど。

私もずずっとコーヒーを飲んだ(角砂糖3つ)。