悟が彼女泣かせた件について。【五条悟】 (ページ3)

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「てかさぁ、なんであんな奴と付き合ってんの、脅されてない？」

窓の外のクズから目を逸らすも、
またもあの最低人間の話になった。
未だに彼奴は傑の前でライター出す
雰囲気を醸し出している。

ホント最低だよね、私の彼氏。

『なんであんな奴と付き合ってんのか私にも分からない。』

「大丈夫？変な事されてない？」

『えー……。』

珍しく硝子が心配してくれている。
ありがとう硝子。別に大丈夫だと思うよ(軽い)。

だって、現に大丈夫じゃない？
付き合ったからって、別に私達の間で
やる事特に変わってないし。

大乱闘(物理)でしょ、呪詛師捕まえて、
毎日結構喧嘩して……先生に怒られて。
お互いに好きな物盗み食いしてるし。
まあソコソコの呪霊倒して……。
色んな意味で学生生活謳歌してるし。

別に大丈夫じゃない？(違う)

案の定全部言ったら硝子に笑顔で引かれた。
別に変なこと言ってないし？

「大乱闘って……。」

『だいたい原因はあっちにある。』

「Aも結構なんかしでかしてそう。」

ひっど。

別に何時も盗み食いしてるだけだし。
そんなクズみたいなことしてない。

まぁ、それでも悟に意識が向く。
窓の外の悟を眺めながら呟く。

いや、大体私達…

『そもそも、付き合ってるのか……？』

「え、マジ。」

『だってデートも何もそんなことしてないし。』

「別れちゃえ。」

『よく分からないけど冗談で言ったら殺すぞって脅されて。』

「やっぱ脅されてんじゃん。」

まあね～なんて。
まぁ、ちょっとは恋人を進めたい…とは思うけど。
まぁちょっとだし？？(強がり)

……言っても、あんな奴だし。
進める進め内の前に、喧嘩だもんなぁ……。

諦めよう。

「まぁ、そう言われれば喧嘩ばっかじゃない？」

『……飽きられてる？』

「わーかれろ、わーかれろ。」

『急に当たり強いな硝子サン。』

「Aが付き合ってるのはいいけど、あのクズが付き合ってるのはちょっと癪だから。」

『………あのクズと私は仮にも付き合ってしまってるんだよなぁ……。』

うん、今度ちゃんと話してみるわ。
別れ話じゃなくて、こっそり？

教室に傑が戻る。
悟は任務だそう、行ってらっしゃい。
3人の状態で、午後の授業は開始した。