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彼らと出会うまでの話。 ページ7

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_転生事件(あれ)から2ヶ月。季節は夏になり、喧しい蝉の声をBGMにしながら今日も訓練を行っていた。








あの日私に配属された神はめちゃくちゃのスパルタで、「山に籠もる」と言い出したと思えば戦術やら格闘技やらを叩き込んできた。物理で。




どうやら神にできることは人間にもできるとか思っているらしい。確かに呪術廻戦の呪術師は人間離れの身体能力を持つことで有名だけど、人間離れ=神という方程式が成り立つかと言われたら、もちろん否だ。
なんだよ三本目の腕を生やしましょうって。首切られても首生やしましょうって。宿儺じゃないんだから。







でもそのスパルタのおかげで、呪具無しでの戦闘はだいぶまともになってきた。設定で底上げした身体能力が役に立っているらしい。






…と、神にこのことを嬉々と報告をしたら、「特級になってから言え」と一蹴された。あいつには労りの心というものが無いことを知った日だった。











スパルタとは別に、毎週土曜日と日曜日に実戦練習がある。月・月・火・水・木・金・金と戦時中みたいな一週間を送る私にとって、唯一曜日感覚が取り戻される日だ。

適当に山を登って出会した呪霊を祓っているだけなので、そこまで強い敵はいない。平均して2〜3級だ。私の術式は経験が物を言うため、重要な取り組みだとかなんとか。




ただし、ごく稀に特級並みの呪霊に遭遇する。未登録の特級呪霊なんてそんな簡単に居ていいものではないのだが、その時は神と二人で一目散に逃げ出す。もちろんどこにも報告などしない。そんなことしたら私が怪しまれるだけだ。






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設定タグ:呪術廻戦 , さしす組 , 救済
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匿名(プロフ) - 白狐さん» ありがとうございます。とりあえず早くさしす組を登場させられるように頑張ります! (3月22日 7時) (レス) id: fb28870297 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - イラスト上手ですね!お話も面白いです!更新頑張って下さい!! (3月21日 22時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名 | 作成日時:2024年1月29日 23時

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