呪82 ページ37
〔〕=『』
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“先生”が悲しげにそう呟いたその時。
悟「おっ、やってるね〜
Aに先生してもらえるなんて悠仁は幸せ者だな〜」
『お兄ちゃん!』
「五条先生!」
五条先生の声に先生…A先生の暗かった顔が一気に明るくなる。
『お疲れ様。任務は終わり?』
悟「Aに会いたくて秒で終わらせてきたよ」
『も〜何それ。
悠仁。
君は私に追いつくんじゃなくてお兄ちゃんに追いつかなきゃダメだよ?
お兄ちゃんこそが呪術師の正解。
みんな見習うべき指標なんだから』
「えっ…えっーとそーなんだけど…なんつーか…五条先生も先生もお互いめっちゃ仲良しだよな…
兄妹ってそんなもんなのか?」
『だって私はお兄ちゃんのために1回死んだんだしね』
悟「ほんっとだよ。
あの時もうどうしようかと思ってAをこんな目に合わせたヤツら殺してやろうと思って自制するの大変だったんだからね?」
「俺は実際に何も見てねぇけど…先生。
けどそれに関して後悔はせずにこれから呪術で人を助けていけば先生は五条先生と同じ立派な特級呪術師だろ?
俺はもう先生の味方だぜ」
『悠仁…』
「っと…やべぇごめん、先生!
俺伏黒に呼ばれてんだわ!もう行くな!」
『わかった。
あと何回も言うけど五条先生だとお兄ちゃんと区別できないからA先生って呼んでよ?
ね?』
「…なんか気恥ずかしくなっちゃうんだよなへへへ
…頑張る!
努力する!じゃ、またな!
…A先生!」
side:real you________________
『悠仁はいい子だね…元気で。
…呪詛師あがりなんて呪術界のお荷物の私のも怯えず。
さすがお兄ちゃんの教え子なだけあるよ』
五条「でしょでしょー
いやーそれにしても早いなー…Aが呪術高専の先生になって半月かー」
そう。
あれから…私が自呪して死んで1ヶ月が経った。
そして私は半月前からここ呪術高専で教師を務めている。
なぜ…1度死んだ私が生き返ることが出来たのか。
それは身体が乗っ取られていたおかげ。
___1ヶ月前 2018年9月14日
“私”【ねぇ。
いつまでも私を待たせんのよ、愚図】
声が、聞こえる。
“私”の声。
体は…痛くない。
…起き上がれる…
視界も意識もぼやけててだけど“私”の苛立った声に力を振り絞って横たわっていた体を起き上がらせる。
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lotus_r(プロフ) - 語彙力無のネコさん» こんにちは、!作者です!めちゃめちゃ遅い返信になってすみません泣そう言って貰えると嬉しいです、、読んでいただいてありがとうございました! (5月8日 15時) (レス) id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
語彙力無のネコ - 今まで見てきた夢小説は殆どが、「本物の夏油」が出てくるやつか、闇落ちしてない夏油がてでくるやつだったから、新しいかんじがする((語彙力無 (2022年9月17日 8時) (レス) @page1 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
琴都 - お疲れ様です!おお、いつでも待ちます、!^_^ (2022年1月25日 9時) (レス) id: 7730c8acb7 (このIDを非表示/違反報告)
lotus_r(プロフ) - あいうえおさん» あぁっ!すごく嬉しかったですありがとうございました( ᵕᴗᵕ )面白かったと言ってくれる方がいると本当に嬉しくて力になるのでとても感謝です。イラストもありがとうございましたm(_ _)m (2022年1月24日 22時) (レス) id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
lotus_r(プロフ) - 琴都さん» 最後まで応援ありがとうございました~!やっと1作品終わったので少しゆっくりしようかと思ってたんですがちょっと新しい話のアイディアが湧いて創作しようか迷ってます…笑 (2022年1月24日 22時) (レス) id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lotus_r | 作成日時:2021年4月4日 12時