【呪術廻戦】五条悟の妹は呪詛師らしい2

呪69 ページ24

うっざ。

…はぁーーめんどくさいし“私”に聞いてやるか。



【ねぇ聞いてんでしょ。

あんた、虎杖悠仁とどういう関係なの】


［『…言わない』］


【は？めんどくさい事言ってないでさっさと教えなさいよ】


［『…“あんたと私は友達だった”そう言ってみて。

悠仁に』］


【そんなこと言うわけな】




『あんたと私は友達だった』



虎杖悠仁｢おう。そうだ。

Aは俺にとって大事な友達だ。

だから俺はお前を信じて聞いてる｣


…っ！？

口が勝手に…！

…まさかバレたの？

縛りの条件…！！


［『…やっぱりね。

ねぇ、少し話をしよう？

こっちに』］


【今はやめて！！！！

…五条悟がいる。

この気配間違いない】



『残念だけど悠仁がいる前でお兄ちゃんと戦う気はない。

だから一つだけ教えてあげる。

そうよ？私は“偽物”。

今はね。だけど必ず“本物”になる日が来る。

もうこの運命は変えられない。

…お兄ちゃんのその焦りようはなあに？

ふふ、あーとうとう私が呪詛師って認められちゃったの？』


虎杖悠仁｢呪詛師…嘘なんだろ？

嘘だって言えよ！！A！！｣


『ねぇ、悠仁。

呪術師なんだから呪詛師の意味ぐらい知ってるでしょ？

私利私欲の為なら呪術によって人をも殺す____それが呪詛師よ。

なんで呪術師を殺したかって？

別に理由なんて無いわよ。

ただ暇潰しに。

それだけだから

…もう満足でしょ？

じゃーねー…また会おうね〜悠仁〜お兄ちゃん〜｣






〜in 生得領域〜
『何よ来てやったけど』


［『…どうしてそんな強気な顔でいれるの？

私が縛りの条件理解したこと、わかったよね？

…さすがね。

感情本体じゃないにしても縛りの条件を言わずに身体を操っていたなんて。

褒めてあげたいくらい』］


【じゃあ褒めれば？

喜んであげるけど】


［『…もういい。

私はさっさとここから出たいの。

…縛り…それは“言葉による呪力の解放と抑制”。

なんで私にわざわざこの体を譲るって言わせたのか考えたのよ。

…どう？正解でしょ？』］



side:real you＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私の一言に顔を強ばらせる“私”

…正解みたいね。

それならさっさと身体の操者を交代して…





“私”【あっはははははっ！！！

ほーーーんとっ！単純ね！あんたは！！

頭空っぽ過ぎて見てて楽しくなっちゃう！！！！】

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