イヤホン少女は優しい声が聞きたい１【呪術廻戦】

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Aside



『…いや、そんな大勢で着いてくんなし。』



なんで全員揃って私の部屋に来ようとしてるかなぁ？

全員入んないんだけど。

普通に皆と部屋の広さ変わんないからね？

当たり前だけど。

まぁ術式の関係上 防音だけど。


なんて、呆れ顔を後ろでわいわいしてる皆に向ける。


すると、悠仁が横に並ぶ。



『悠仁。』


虎杖「ん？」


『…大きくなったね。』


虎杖「…姉ちゃんは更に綺麗になった。」



ちょっと顔を赤くしながらそう言ってくれる。


私の弟マジでかわいい!!!!!



『今日はちょっと疲れちゃったから後日になるんだけどさ。
色々聞かせて？
悠仁のこととか、じいちゃんのこととか。』


虎杖「あー、えっと…」



“じいちゃん“って言った瞬間、ちょっと顔が曇った。



虎杖「じいちゃん死んだんだ。」


『え……』



まぁ、でもそうか。

悠仁がじいちゃん置いて上京してくる訳ないもんね。

優しいもん。



『…最期は？一緒にいれた？』


虎杖「うん。」


『そっか〜。良かった良かった。』



なんて言ってる間に私の部屋に到着。


じいちゃんのことについては後日改めて聞こう。

先に腕治さないと。



『さて。じゃあ悠仁かもんぬ。』


五条「え、まさか宿儺と2人きりになるつもりじゃないよね？」



その怒気含んだ声で言ってくるのやめない？

怖いよ？



『そうだけど…。』


伏黒「万が一のことがあったらどうすんだよ。」


『ないでしょ。殺意感じないし。
それに今の宿儺なら大丈夫だと思う。』


真希「根拠は？」


『ない。
ないけどなんか大丈夫な気がする。』



これでも勘とかは当たるのですよ？

だからそんな変な目向けないでもらえるかな???



虎杖「せめて五条先生一緒だと俺も安心なんだけど。」


『…じゃあ悟追加で。』


狗巻「すじこ…。」


『大丈夫だよ。腕治してもらうだけだから。』



ってか、なんで腕治すだけでこんな大事になってんの？

硝子さんとこ行った方が早かったわ。



『よーし。ちゃっちゃと治そ〜。』

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