どうも、呪縛師です【呪術廻戦】

合流 ページ33

.







庵｢で、あの馬鹿は？｣



パンダ｢悟は遅刻だ｣



真希｢悟(バカ)が時間通りに来るわけねーだろ｣



『五条先生(バカ)だからね』



伏黒｢誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ｣





すると、



ドドドドド！！と何やら箱の乗った台車を押しながら｢おまたー！！｣と言って噂のバカが登場した。





庵｢ﾁｯ五条悟！！｣
三輪｢(五条悟！！)｣





五条｢やぁやぁ皆さんおそろいで。私出張で海外に行ってましてね｣





語り出しながら、ガラガラと台車を東京校と京都校の中央あたりまで押す。





五条｢はい、お土産。京都の皆にはとある部族のお守りを…歌姫のはないよ｣



庵｢いらねぇよ！！｣



五条｢そして東京都の皆にはコチラ！！｣



釘崎｢ハイテンションな大人って不気味ね｣



『(嫌な予感…)』







五条｢故人の虎杖悠仁君でぇーっす！！｣





と、五条が言うのと同時に箱の蓋がバゴッと開き、中から｢はい！！おっぱっぴー！！｣と古いネタで虎杖が登場した。





『はぁ』
センスねぇな、と手のひらを額に当て呆れるA。
それ以外の東京校の生徒たちは完全にドン引いている。





虎杖｢(えっ…えーーーーーーー！？全っ然！！嬉しそうじゃない！！



京都の人らは…




お土産に夢中ーーーーー！！)｣







楽巌寺｢宿儺の器！？…どういうことだ｣





と、夜蛾学長の横で驚いているのは京都校の学長、楽巌寺嘉伸学長である。





五条｢楽巌寺学長ー、！いやー良かった良かった。びっくりして死んじゃったらどうしようかと心配してましたよ｣




楽巌寺｢糞餓鬼が｣





.







.






五条のせいで居たたまれずに台車の上で立ち尽くす虎杖に釘崎が｢おい｣と声をかける。




虎杖｢あ、はい｣



釘崎｢何か言うことあんだろ｣



虎杖｢え｣





いつもと変わらず強い口調の釘崎だがその目元は潤んでいる。




虎杖｢黙っててすんませんでした…Aセンパイに稽古つけてもらってました｣




『え、おいそれ言うなよ』





すると先程まで潤んでいた釘崎の瞳はどこへやら、鋭い眼光がAを捉える。





釘崎｢…Aさん知ってたんすか｣




『いや知らなかった』とシラを切ったはずなのに｢知ってたんならこっそり教えろやあああ！！！｣と胸ぐらを掴まれるAであった。








『真希ヘルプ』
真希｢無理｣
『即答』









"虎杖 合流"








.

京都姉妹校交流会ｰ団体戦0ｰ→←京都校

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す