記録:2017年7月14日 ページ21
Aside
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ふと、意識が浮上して今まで自分が眠っていたことに気がつく。
「目、覚めた?」
どうやら寮の自室のベッドで眠っていたようだ。
そして、私の勉強机で何やら書類を書く硝子さんがいた。
『…硝子さん……あれ、私』
「覚えてない?2日前の任務」
心当たりがあるのは五条先生との任務だが、2日前ということは自分は丸一日眠っていたのか。
覚えてます、と上体を起こしながら言うも、少しの頭痛と2日前に感じた胸の痛みがあり顔を歪める。
「2週間は安静だから」
『え、まじですか』
「あと少し遅かったら死んでた。ったく、無茶するのはいいけど自分の限界をわきまえなさい。五条が瀕死のアンタ抱えてきたときはさすがに焦った」
『硝子さん…私を心配してくr』
「あ、勘違いしないで。焦ったのは瀕死のAを見たからじゃなくて、あそこまで殺気立つ五条にびびっただけ」
『はい?』
私を見て焦ったんじゃないのかよとツッコミたい気持ちもあったが、何故五条先生が殺気立っていたのか理由がわからず頭に?を浮かべた。
「五条から聞いたけど、縛り無視したんだって?」
『まあ、はい』
「零式?」
『…はい』
「ま、今回の任務はかなりのレアケースだけど、これからはできる限り1人で任務やんなさい」
『はい……あの、レアケースと言いますと』
「宿儺の指が見つかったらしい。その影響による特級2体と1級呪霊の同時発生」
え情報量、、、
『てことは、特級2体は五条先生が?』
「そ。祓い終わったあとに帳が上がってることに気づいて、顔真っ青で死にそうになってるアンタを高専まで運んできたって訳」
『申し訳な』
「申し訳ないで済むといいけど」
『え?』
「だから、、、あいつ相当キレてるよ」
『え、てかなんで怒ってるんですか』と質問するも、「もうちょっとで五条来ると思うから」と平然と返され、不安が募る。
『ちょっとトイレ行ってきますね。五条先生帰ったら連絡くださいトイレしてるんで』
「バカか」
呆れ顔でそう言われるが、怒られるのは嫌いだから仕方ないと開き直りベッドから立ち上がると部屋のドアを開ける。
廊下に出る前に、ゆっくり歩けよと注意されたので5時間くらいかけて行ってきますと言うと、ため息が返ってきた。
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麗葉 - 最高すぎます!続き行ってきます!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン (6月24日 23時) (レス) @page49 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
あんパん(プロフ) - 安仙任さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2021年2月20日 11時) (レス) id: 543e9be939 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^^) (2021年2月19日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
あんパん(プロフ) - 枕野れいさん» うわああ!!ありがとこございます!嬉しいです!!頑張ります! (2021年1月5日 21時) (レス) id: 543e9be939 (このIDを非表示/違反報告)
枕野れい(プロフ) - 女優さんのお話の方から来たのですが、まさか呪術廻戦書いてくださるとは!!応援してます! (2021年1月4日 20時) (レス) id: 7b5f3ba3ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんパん | 作成日時:2020年11月12日 17時