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『っ...!』
傑「さぁ、これで呪霊は消えた。残っているのは君とその刀だけ______」
トス...
『それなら私の術式じゃなくなるでしょ。
ただの呪具使いだ。』
傑の腹を、六条が貫いた。
傑「なん、だと...?」
『私の術式は、源氏物語の帖になぞらえた具現化攻撃や呪霊を降霊するもの。
私が書いた、ただの源氏物語の写しだよ。』
私の呪力を込めていたから呪具に見えていたかもしれないけど。
傑「そんな、まさか......!」
『ブラフは多い方がいい。
誰も知らない、私の切り札だよ。
戦いには狡猾さも必要。それを教えてくれたのは傑じゃない。』
そう言って私は笑う。
傑「...まだ終わってはいない、こちらも本気を出さねばな。
"化身玉藻前"、コイツをAにプレゼントするよ。」
あれは...特級仮想怨霊...!
傑「さらに、私が今所持している4461体の呪いを
呪霊操術 極ノ番 【うずまき】」
そこに現れたのは、さまざまな呪霊が凝集された渦巻き状の塊。
乙「紫月先生」
『...なんだ』
乙「下がっていてください。」
『それはできない。私には君を守る役目がある』
乙「里香ちゃん」
『は、何、をっ...!!!』
私は里香によって真希達の元へ飛ばされた。
乙「3人を連れて遠くへ」
憂太の目は、本気だった。
『...必ず勝って戻ってきなさい。』
私は3人を抱え、なるべく遠くへ走った。
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ぱーむくーへん - 切ないけど、すごく綺麗なお話でした。 すごく好きです。 (2021年1月15日 23時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - 羽憐さん» ありがとうございます...!!!泣先程新作更新しましたのでぜひ読んでいただければ幸いです! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - ディーヴァさん» 嬉しいです嬉しすぎます、ありがとうございます...! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - shinox2さん» ありがとうございます!!泣 (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!現在次回作の構想が固まってしまってるのですが、夢主器設定面白そうなのでぜひ参考にさせていただきます! (2021年1月7日 19時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2021年1月5日 12時