またいつか。3【呪術廻戦】

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高専に戻り硝子に精密検査をしてもらった結果、


私の足は今すぐには治すことができないとわかった。



硝「悪いA。私にはどうしようもできない。


時間経過で毒を抜くしかないな。

毒の量からして1ヶ月もすれば徐々に動かせるようになってくるから、それまでは絶対安静。車椅子生活だ。」



『...ありがとう硝子。』



硝「...10年も綱渡りしてたんだ。

2.3ヶ月休んだって誰も文句は言わないさ。」



『ふふ、確かにそうかも。

教師業に徹することにするよ。』


_____________


私は太腿から下に力が入らなくなった。

腰は動かせるから、基本的に自分で全て今まで通り生活できる。



悟「A、大丈夫？同棲する？」


『...なんでそうなるんだ』


悟「僕が全部面倒見てあげるよ？トイレもお風呂も」



『下心しかないな、怖い怖い』


悟「......A。」


『なに、高専には硝子もいるんだから。
何かあれば硝子に頼むよ。

わざわざここを出てまで悟と暮らすメリットはないからね。』



悟「そうじゃなくて。」


『じゃなくて？』



悟は私の前で片膝をつく。


悟「覚えてる？10年前、Aが地元に帰る前に僕、話したいことあるって言ったの。」


_________


悟「いや、直接話したいことなんだわ。」


『なるほどね、んー...ごめん。じゃあ帰ったらすぐ聞くよ。』


悟「おっけ。待ってる。」


_________


『あ....』


完全に忘れていた。

色々なことが起こりすぎて、悟に会っても思い出さなかった。



悟「やっぱりね〜」


『本当ごめん』


いや、いいんだけど。と悟は言う。





悟「Aが連合を抜けたら、改めて言おうと思ってた。





_______好きだよ。A。



高専の時から、ずっと好きだった。」

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