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47. ページ49

悟「傑、ちょっと痩せた?大丈夫か?」

悟が私たちの方に歩いて来て、傑にそう話しかける。
確かに最近、いや。一年前のあの日から、様子がおかしい。


いつもニコニコして私たちと一緒にいた彼は、
よく物思いにふけるようになった。


どうしたのかと思い話しかけても、
すぐにいつもの笑顔に戻ってしまい、はぐらかされる。


傑「ただの夏バテさ。大丈夫。」

ほら、また。


ソーメン食いすぎた?と悟は冗談まじりに言う。


『...でも本当に顔色も良くない。
任務、私が代わりに行ってくるから少し休みなよ。』


傑はまた笑顔で、本当に大丈夫だよ、と言った。

傑「女子に代わりに行かせるだなんて、カッコ悪いじゃないか。」


『突然の女子扱い』

傑「はは、別に今まで男扱いしてたわけじゃないんだから。
むしろAこそ大丈夫か?結構任務詰められてるだろ。」


『余裕。今日もぐっすり寝て体力温存して来た。』

傑「それなら安心だ。」



悟「...じゃあ傑は俺が代わる。俺なら良いだろ。」

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

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