今日:28 hit、昨日:5 hit、合計:195,829 hit
小|中|大
25. ページ27
傑「A。深呼吸。」
いつもの優しい笑顔で、私に笑いかける。
数回、深く呼吸を繰り返す。
震えが止まる。
『....ごめん。』
傑「...いや、謝らないでくれ。
大丈夫。大丈夫だから。
私たちは『最強』なんだから。」
『...うん、』
傑は優しいね、強いよね、って思ったけれど
私の手を握る彼の手も、震えていた。
強く、彼の手を握り返す。
傑「A...」
『傑、大丈夫だよ。
...なんて、今の私に言われても安心できないよね。』
へへ、と笑う。
私は上手く、笑えているだろうか。
『...理子。』
天「...!名前...」
『理子、黒井さん。聞いてほしい。
不安にさせてごめん。
想定外の事は起きたけれど、あぁ見えて悟は呪術界最強なんだ。
傑も私も、あいつとお互い背中を任せられるくらいの力はある。
...大丈夫。何があっても守るから。』
安心して、と微笑む。
天「....うん、ありがとう。」
黒「ありがとう...ございます....」
と同時に、最下層に到着した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
274人がお気に入り
274人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時