近くて遠いずるい人は今日も高専をふらついてる【銀魂】【呪術廻戦】 (ページ8)

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「てか周り見てみ？今体術訓練中なんだよ。いつもお前ら綺麗に揃いも揃って自習中に来んのになんで晋助だけ今来たの？？1人だけ違うことする俺かっこいいって思っちゃってる感じ？！それ許されるの中学生までだから！」
「お前は相変わらず銀時並みにうるせェな。たまたま今お前を見つけただけだ」
「あの腐れ天パとだけは一緒にすんな！！」

何でよりにもよってこいつなんだ。

そのなにを考えているかわからない顔をじーっと見て、ため息をつく。

「俺の顔を見てため息つくんじゃねェよ」
「お前のイカれた行動のせいだよ！」

とりあえずこいつを処理できるのは私だけだ。
この機会を逆手に取って悟たちと手合わせさせるのもいいかもしれない。多くの経験を積むことはいいことだ。

「……とりあえず晋助、ここに来たからには郷にいれば郷に従えだからな。そこのクソガキ2人、相手してやってくれ」
「何で俺が、」
「お前がこのタイミングで来たんだろうが。これ没収な」

私は晋助の腰にささった刀を引き抜き、私の木刀を渡した。
それを晋助はじっと見つめる。松下村塾のことでも思い出してるのか。

「悟、傑！晋助は強いぞ！銀時と同じくらい強いからな、気ぃ抜くなよ！」
「銀時より強ェよ」

そこは張り合うのかよ。今や顔合わせただけで殺し合いのくせに。
2人は私を見て、目の前の晋助を見た。