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「つくならもっとましな嘘をつけ！！」
「本当ですって！！」
「……確かに、俺はここから落ちて来た。だが、俺も気づいた時には空にいたんだよ」
「ほら！！だから私悪くないですって！！全部このクソマヨラーが悪いですって！！」
「さっきから誰がクソマヨラーだ！！俺も悪くねェ！！不可抗力だ！！」
「私も悪くねぇです！！だから、土方さんが全てわる、」
「……どっちもどっちだ！！！」
なぜか私まで拳骨を食らった。本当にひどい。
今回、私100%悪くないよね？？1000%被害者だよね？？
馬鹿にしたような顔をしてくる悟と、くすくす笑っている傑には黒板にあったチョークを投げつけておいた。
「土方さん…………あんた一番最悪な登場の仕方ですよ。全員綺麗に廊下から登場したってのに、目立ちたがりですかぁ？」
「ちげーよ！！俺もしたくてこんな登場したんじゃねェ！天井のことは…………まぁ、悪かった」
「えー？なんてー？声が小さくて聞こえませんでしたー。もっかい言ってくださーい」
「いい加減斬るぞテメェ……！」
刀を握り始める土方さんをまぁまぁ、と宥める。
というか待てよ、なんでまたこっちに誰かが来てるんだ。
源外のジジイ、あいつ遊んでんな？？
そういえば今日は一年坊の送迎があった。
今までの奴らは連れて行かないと心配な奴らばっかりだったが、土方さんなら大人しく高専で待っていてくれるだろう。
「今日は私仕事あるんでこの後は私の部屋で待っててください。下着漁らないでくださいね」
「誰が漁るか！！それに仕事って……何してんだよ」
「今も仕事中ですよ。クソガキのお守りですって」
私が3人の方を顔で示すと、悟には顔をそらされた。
土方さんはいまいちよくわかっていないようだが別にいい。
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作者名：フルーツパンチ侍 | 作成日時：2023年9月14日 12時
