サボってばかりの人たらしは今日も高専をふらついてる【銀魂】【呪術廻戦】 (ページ43)

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傑の呪霊を追いかけ回しているそいつの頭をしばき、Aは呪具を握らせた。

「む、なんだこれは」
「お前の武器だ。ほら、狩に行くぞ」

Aが桂の背中を押して歩く。
不安しかないんだけど。
任務は確か、２級呪霊5体の討伐だったはずだ。
歩いて行くと、木々の中にある廃墟を見つけた。
ここが確か問題の場所だったはずだ。

「お前ら、足手まといになんじゃねぇぞ」
「なにをするんだ？！」
「呪霊を殺す。さっき見たキモカワっつってたのと似たような奴が出てくるから、そいつら殺せ」
「えっ、ちょっ」

桂はそのままAに背中を押されて入っていった。
するとすぐさまそいつが現れた。

「気ぃ抜くなよ！！」

俺は主に桂に向かって言った。
あいつ、すぐやられそうだ。

「おぉ！！キモカワがここにグハァ！！」
「気ぃ抜くなって言ったよな？！」

すぐに桂は吹っ飛ばされていった。
Aは飛ばされていった方向を見ながらやれやれ、というような顔をしている。

いや、やれやれじゃねぇよ！！完全にあいつ足手まといだ！！
てか、これのどこに可愛い要素があるんだよ！！

「はぁ……あいつはほっといても大丈夫だ。絶対に死なん。だから、お前らはこれ、片付けてくれ」
「他人任せかよ！！」
「だって日輪刀ねぇもーん」
「呪具だ！！お前がアホに渡したんだろうが！！」
「悟、来てるよ」
「あぁ……！わかってる……！」

呪霊の攻撃をかわして、まずは一体祓う。
Aはひらひらと全て攻撃をかわしていた。