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暫く泣いた後モカの遺体を抱きかかえて伊知地のいる車へと向かった。


伊「おかえりなさい、五条さん。特級呪霊はッ…!!!!」

五「…モカが死んだ。僕がついた頃にはもうすでに呪霊3体は祓われてた。全部モカが祓った。」

伊「…取り敢えずこのことは高専に伝えます。遺体回収車要請しますか?」

五「いや、いい。車で高専に帰る。」

伊「分かりました。ゆっくり休んでください。」

数十分車に揺られた後、高専についた。

高専に帰ってもモカはもういない。


家「五条。モカと一緒に安置室に来い。」

五「分かった。」

大人しく硝子についていき、安置室の台の上にモカを寝かせた。

家「死因は胸をザックリ斬られた事による失血死か…。この様子じゃ、反転術式が追いつかなかったか呪力が殆ど残ってなかったみたいだな。」

五「たぶんね。」

家「このことは1年には言うのか?」

五「言わないと駄目でしょ。今言ってくるわ。」

家「そうか、もう今日は休めよ。」


1年生のもとに行った。
教室には全員揃ってる。
僕の感じがいつもと違うのか、皆不安そうな表情をしている。
その中でも一番早く食い付いて来たのは真希だった。

真「おいッ!!何辛気臭ぇツラしてんだよ。モカ先輩は?」

その言葉を聞いたときになんて伝えたら良いのかわからなくなった。
でも早く伝えないと。


五「…死んだ。」

真「…は?」

五「今日の任務で死んだ。特級呪霊3体でた。僕が駆けつけたときにはもう遅かった。ごめん。」

頭を下げた。

真「ッ巫山戯んなよ!!!!!何だそれ!!!!間に合わなかった!?巫山戯んなよ!!!!!お前最強なんだろ!!!!????なんでだよ!!!!!!」

パ「真希ッ!!もうやめろ!!!」

狗「おかか!!!!!」

乙「落ち着いて!!」

モカの遺言を真希に言った。

五「…モカが”約束守れなくてごめん”って。」

真「なんでっ…!!そんな言葉いらねぇんだよ!!!な”ぁ”ッ…!!!」

真希が泣き崩れた。
棘も、憂太も、パンダも泣いていた。

五「モカの遺体は安置室にある。火葬は明後日する。」

そんな1年生たちにそう言い残し、教室を出て自分の部屋へと向かった。



―――モカ。
これだけ後輩に好かれていたんだよ。
なんでおいてっちゃうかな。

 

ベッドに倒れ込むと、意識が堕ちていった。

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プスメラウィッチ - ふらんそわ。さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。楽しみにしています。 (2022年1月17日 17時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふらんそわ。 | 作成日時:2021年9月13日 2時

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