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27話 ページ28

「流石ヨコハマね!」



ガイドブックを片手に街を歩く野薔薇



「釘崎、観光じゃないんだ」



「なあ、あっちが中華街?」


「任務なんだぞ!」



お疲れ様です、伏黒君





ふと、視線をずらすと黒い服を着た人が細道に入って行くのが見えた



ありゃ、裏の人間だな



金髪の可愛い女性である
携帯で誰かと電話しているようだ







あ く た が わ せ ん ぱ い




読唇術で言っている事を読み取る





芥川!

そういえば指名手配されてたな
今は任務中なのか。絶対に近づかない





遠くから銃声も聞こえる





「なあ、銃の音聞こえないか?」


「まあ少し。だいぶ遠くだな」



三人は少し落ち着かない様子だ


嗚呼私にとっては普通だけどこの人達には銃声は以上なのか



「俺、ちょっと見てくる!」


「虎杖待て!入るなって言われてただろ!」


「でも、俺納得できねえ」



持前の速さであっという間に裏路地に消えて行った




「チ、、、仕方ない。私が回収してくるよ。二人はここで待ってて」


「おい!」


「大丈夫。危ないことはしないからー」








虎杖君は銃声の音源に行ったはず
この裏路地の作りからして、任務場所はあの辺りか

あそこからの逃走経路は、、、、






「全く、面倒なことさせやがって」

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作者名:デカプリン | 作成日時:2021年11月12日 23時

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