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１２話 ページ13
速いな。ギリギリ、捉えられるかって位。
身体は全くついていかない
二人で攻撃しても見事に反撃される
吹っ飛ばされる時に受け身を取れてるのが最早奇跡に近い
「小娘。お前戦いなれてるな」
「！」
そんなこともわかるか
「ここでなくすには惜しいほどだ。
それにその力も」
「！」
異能力に気付いてる！？
一度宿儺から距離を取る。ほぼ反射だ
「伏黒君！」
「大蛇！鵺！
畳みかけろ！」
宿儺は大蛇を簡単に破壊して、伏黒君を投げる
バケモノ。
なら、私もなるしかないか。バケモノに
「悪魔の拷 問さもて、われよみがえるとも園は死ね」
中也さんの汚辱形態と、似たようなもの
身体を異能に預ける
内部で、私の意識はあるから無差別には殺さない
でも、使った後は身体の骨は折れてるし、筋肉繊維はブチブチだから三日は動けないけど
私の異能、本来の姿とも言えるこれを私は
“悪魔”
と名付けた
その通り、こいつが戦った後は悪魔が出たかのように殺風景になるから
さあ、やれよ、道化。
私の本能。
宿儺を斬れっ！
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作者名：デカプリン | 作成日時：2021年11月12日 23時
