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Aside



上からの話はこう。


うちは如月家の人間だからその名に恥じない行動をしろ。

でも如月と名乗るな。
理由は教えてくれなかったけど、呪詛師とかにうちが如月の人間だとバレないためだろう。


まぁ上層部と丁度いた如月の人間にはこう言ってきた。



『うちはその場のノリと気分で生きてるだけなので、口出ししないでくれます?
うちは好きなようにするんで邪魔すんなよ。』



適当にひらひらと手を振って部屋を出て行った。


さっきの言葉通り、うちが呪詛師に狙われてることや懸賞金のことは言われなかった。

うちが風使いで、情報収集得意ってこと忘れてない?


にしても、如月家が動き出したな…。

厄介この上ない。



五条「終わったかよ。」


『…終わったよ。』



これからどうしよっかな〜と呑気に考えてれば、柱の影に立ってた五条に話しかけられた。

見えなかったからビビった…。



五条「何だったんだよ。」


『別に?大したことじゃないよ。』


五条「いいから言えよ。」


『どうせうちが言うこと覚えないんでしょ?
それに、うちの問題だから大丈夫だよ〜。』


五条「…根に持ってんのかよ。」


『別に〜。』



五条の横を通り過ぎようとしたら、腕を捕まれる。



五条「すぐに忘れるなら言っても言わなくても一緒だろ。」


『なるほど。一理あるね。』


五条「だから言えよ。」


『めんどいから言わなーい!』


五条「あ?」


『それに、五条は既に知ってるよ。』


五条「なんのことだよ。」


『まぁなんでもいいじゃん?
ということで離してよ。』



振りほどこうにも、そんな腕力うちは持ち合わせておりません!

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作者名:鈴香 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11241/  
作成日時:2021年1月22日 9時

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