序章 ページ1
その能力は24時間に1度きりしか使えない____
___グシャッ
『七海ッッッ_____!!!!!』
命の重さの天秤を計るのは
まだ16の少年には残酷で__________
【時空間呪術 虚空】
10秒前の世界で、救った誰かの代わりに
_____グジャッ
『……灰原ッッッッッッッッッ!!!!!』
別の誰かの死ぬ運命は見過ごさなくてはならない
「なんてことのない2級呪霊の討伐任務だったはずなのに…
クソっ!!産土神信仰…あれは土地神でした。
…1級案件だ」
なぜ自分は生き延びて、彼は死んでしまったのか
救った命に後悔はしていない。
ただ、誰かの命の天秤の傾きを決めれるほど
俺はできた人間じゃない
「Aはすごいなぁ。もう2級なんだろ」
痛くて
「夏油さんにいいとこ見せたいし!」
痛くて
「A、頑張ろうね!!」
この胸 傷 に手を当てて進む
生きて 貫いて こんな世界を変えるために
逃げずに呪術師であり続ける。
これは、そんな少年の 運命と呪いの物語だ________
_____存在証明
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作者名:SEI | 作成日時:2022年3月18日 19時