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佰弐拾壱 ページ24

『くっ.....はぁ、はっ、』




私は真備を杖代わりにしないと立っていられないほど疲弊していた。



視界の端には脇腹から血を流し倒れる真希が見える。




夏「もう終わりかい?」


『私が祓うたびにどんどん呪霊出したの誰だよ......』


夏「はは、かわいい子には旅をさせろって言うしね。
学生のうちに色んなタイプの呪霊を経験しておくと良い。」



突然、先生のような事を言う。




夏「これ以上呪霊を無闇に捨てるわけにもいかないんでね、

...ここからは私が相手しよう。」



そう言った瞬間、夏油は私の目の前に現れた。


『なっ...!』


ガシャン



間一髪のところでヤツの蹴りは真備に防がれた。


ふらふらの体で距離を取り、呪符を生成する。


自分に貼り、即座に命令を下す。


『神速』



私の身体は疲労度とは関係無しに動き出す。



夏油に、呪符を一枚でも貼れれば私は勝てる。



でも投げたところで当たらない。



直接貼りつけるしかない。


夏「良いのかい?そんな事をしていて。
身体の限界はもう来ているんだろ。」



『ぐっ、...貴方を倒すためなら、関係...ない...!』


真希のおかげで体術スキルは飛躍的に上がった。



でも夏油(あいつ)には到底及ばない。


防戦一方。むしろ防戦できているだけ上出来かもしれない。




隙が無さすぎる...!

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琥珀 - 初めまして、この小説は恋愛小説ですか?できれば五条悟オチにしたいです。お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月21日 6時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
綾ゞ(プロフ) - 381さん» 381さん、ありがとうございます...!嬉しいです頑張ります泣 (2021年1月5日 14時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
381 - 最高です、、、神作ありがとうございます! (2021年1月4日 21時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2021年1月4日 18時

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