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『……(なんで学長いないわけ)』
京都校との姉妹交流会の打ち合わせのため
京都校学長 楽巌寺嘉伸が来校してきた
もちろん、Aは高専を起点としてるだけで
講師は務めてないので関係がないが、
「久しいのぉ」等と声をかけられては無視もできず
部屋まで案内することになった
「兄は元気しとるか？」
『…元気であるとは思います。
久らく私も会ってはないのですが…』
「そうか。」
高辻家は保守的な家系であるから、
保守派筆頭の楽巌寺とも関わりがある
兄、星弥は相伝を引き継ぎ、現当主の次男坊の息子でありなから、次期当主の座が約束された男。
丁重に育てられ、高辻家の教育の元 立派な呪術師になった彼は、特別1級術師として第1線で活躍している。
高専に、送り込まれ
自力での勉強を強いられたAとは
何もかもが違うのだ。
＿＿＿相伝も持たないお前が、高辻を超えていいわけがないだろ
なにも持っていないAに兄は、憎しみを抱く
強い嫉妬と怒り
相伝を持たない彼女を生まれた頃から蔑んできたのに、自分の行き着けなかった境地までいきついたAへの形容しがたい感情だ
Aには、理解が出来ない
全てを持っていて尚、何を欲するのか＿＿＿＿＿
時間が進むこの部屋で、
Aの中の時間だけは永遠に過去に取り残されたまま
＿＿＿「穢らわしい」
『…』
楽巌寺「…夜蛾はまだかのぉ。
老い先短い年寄りの時間は高くつくぞ｣
＿ｶﾞﾗｯ
｢夜蛾学長はしばらく来ないよ｣
その問いに答えたのはズカズカとやってきた五条だった
五条｢嘘の予定スケジュールを伝えてあるからね｣
粗方、伊地知を脅したのだろう。
五条「で、なんでAがここにいんの」
『たまたま』
五条「あっそ」
それだけいうと五条は、ﾎﾞｽﾝとソファに座る
五条「その節はどーも。」
楽巌寺｢はて、その節とは｣
五条｢とぼけるなよジジィ。
虎杖悠仁のことだ。
保守派筆頭のアンタも一枚噛んでんだろ。
それを擦り付けるようにAに任務を渡させた｣
楽巌寺｢やれやれ、最近の若者は…
敬語もろくに使えんのか｣
五条｢ハナから敬う気がねーんだよ。
最近の老人は主語がデカくて参るよホント｣
｢ちょっとこれは問題行動ですよ。
然るべきところに報告させてもらいますからね｣
そういうのは京都校2年の三輪
だが、内心は生で見る五条悟に興奮していた
五条｢ご自由に。こっちも長話する気はないよ
あ、Aとまだ話があるってなら別だよ｣
『別に』
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SEI(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、2期始まりましたね！どうしても本誌が完結していない以上、続きを出すのに時間がかかると思うのですがいつか書く時がきたらよろしくお願いします (8月7日 23時) (
レス) id: aa2a9e2f26 (このIDを非表示/違反報告)
A - 呪術廻戦第2期始まりましたね！続きも是非書いてもらえると嬉しいです！ (8月7日 21時) (レス) @page36 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - せいちゃんさん» 執筆してる身としてとても嬉しいお言葉です！愛読ありがとうございます、懸命に書き進めていくのでよろしくお願いいたします (2022年2月26日 1時) (レス) id: fb017ffbce (このIDを非表示/違反報告)
せいちゃん(プロフ) - 本があったら買うレベルで好きです！高専の頃のお話も、こちらのお話もとても良きです…！！文章がスラスラ頭に入ってくるし、夢主ちゃんの性格も最高です！（夏油との関係性も凄い好きです！！）これからも更新楽しみにしてます！ (2022年2月26日 0時) (レス) id: e204b4e24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEI | 作成日時：2022年2月24日 0時
