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すると悠仁と俺は身構える
すると呪霊は呪力のバリアを発した
っ!!
“壁”
心中で唱えると俺の前には壁が現れたが、悠仁は吹き飛ばされた
『悠仁!!』
そう叫んだ俺の声も虚しく、呪霊はさらに悠仁に追い討ちをかけた
俺は大丈夫なのに、悠仁のもう片方の指が、ボロボロになっていく
「ぐ・・・う”ぅ・・・う”う”う”う”!!」
後輩が、悠仁が、一生懸命頑張ってるのに、俺は何も出来なかった
すると思いっきり悠仁が吹き飛ばされる
『悠仁!!』
俺の体は今度こそ動いた
思いっきりその場を飛んで、空中で体をキャッチする。
腕の中の悠仁の目は、まだ光を失ってなくて。
ああ、やっぱり、この子は強いんだな。
「先輩、俺、自惚れてた。俺は強いと思ってた。死に時を選べる位には強いと思ってたんだ。でも違った。俺は弱い。あ”ー死にたくねぇ。嫌だ、嫌だぁ」
そう叫ぶと、俺の腕から出る
俺が、もし、他者にも反転術式ができたのなら。
もし、もっと強かったのなら。
守れたのかもしれない。
悠仁が再度構えた
悠仁の拳に呪力が溜まっていくのが伺える
ワオォーン
するとクロの遠吠えが聞こえた
合図だ。
「つくづく忌ま忌ましい小僧だ。」
俺が反転術式で体の傷を治し終わったと同時だった
悠仁が宿儺と入れ替わったのは。
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RUNA - コメント失礼します( . .)"一気読みさせて頂きました!めちゃくちゃ面白いです!もう更新はしないのでしょうか…? (11月26日 14時) (レス) id: b5ccb32c76 (このIDを非表示/違反報告)
るきー流季ー - 美傘さん» ありがとうございます!!原作入ってわっちゃわっちゃしてくると思いますが、どうかご贔屓に。 (2022年4月4日 6時) (レス) id: 17a7d13276 (このIDを非表示/違反報告)
美傘(プロフ) - コメント失礼します!続編おめでとうございます!これからも読まさせていただきます!頑張ってください! (2022年4月3日 18時) (レス) @page3 id: d900c150ef (このIDを非表示/違反報告)
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