休暇生活97 ページ50
山を愛する会というジェイドがやっている同好会にやってきた。中には双子がおり、教室はテラリウムや写真があって神秘的であった。
俺が写真とテラリウムを見ていると、フロイドが抱きついてきて、拗ねていたので、頭を撫でると上機嫌になった。
フロイド「小エビちゃんに無償で撫でてもらえる俺ってすごくね?サバナクローには対価示してんのに」
ハデス「まぁ、その方があっちにもやる気とか起きるだろ。あっ、このテラリウムいいな」
ジェイド「でしょう?それ、僕の自信作なんです」
ポセイドン「おっ、この写真、あいつに見せたら喜ぶだろうな」
ジェイド「そちらは野生動物を撮影した際のものですね」
ポセイドン「俺の恋人、こういう野生動物の日常の一面っていうの?そういうの見るの大好きでさあ」
ジェイド「おや、本当ですか?よければ、文化祭が終わったらお貸ししますが…」
ポセイドン「本当か!?悪ぃな。それじゃあ、文化祭が終わったら借りに来るわ」
ジェイド「えぇ、お待ちしています」
俺とポセイドンが展示物を見ていると、校内放送が流れ出し、リドル先輩が慌てだしたので、お暇することに。双子に手を振り、東校舎へと向かう。
リドル「それにしても、ずいぶんと熱心に見ていたね」
ポセイドン「日常の一面が時たま神秘的に感じたりするんだよ。何気ない草でも、石でも、非日常からしてみれば神秘的な一枚の写真…。野生動物なんかは、生命を感じたりするんだ」
トレイ「へぇ、あまり気にしたことはなかったが、セエレの恋人はそう思ってるのか」
ポセイドン「そそっ。あいつ、海が近い家に住んでるから、山の動物達に会ったり見るのが好きなんだ。だからつい、自分が興味なくてもそういう写真集とか買っちゃうんだよな」
そう楽しく話しているとき、メインストリートの方から何か不穏な声がした。
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紫陽花中毒 - 43ページのヘラ様の美についてのお言葉、感動しました! (2021年12月8日 17時) (レス) @page43 id: 36b405f351 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - ハデスの、撫で癖が好きですww イグニハイドとの絡みが楽しみです。更新頑張ってください、応援してます! (2021年8月2日 7時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2021年7月29日 1時