STORY 7 ページ8
その場で目を遠くの方に向け、突っ立っていると先程の男二人の叫び声が聞こえた、
何事かと思ってみると女性達の勇ましい姿が。
「侑李様お怪我は!?」
侑李「ないです」
「何あんたら侑李様に喧嘩売ってんのよ!スーツケースで殴るわよ!」
侑李「いやもう殴ってる!殴ってるぞ!」
「いつも応援してます!」
侑李「あ、ありがとう……?」
俺が付いていけずにいると喧嘩をしていた男数人が呆気に取られた感じで俺を見ている。
「侑李様握手してください!」
「ちょっと待ちなさいよ!するのは私よ!」
「じゃあ私はハグ!」
「神々しい!さすが私の推しィイ!」
侑李「今回はプライベートだから写真をSNSに載っけないという理由でならいいですよ」
「「「はーい♡」」」
ということで、集合写真にしてその場を収めた。
ファンが全員居なくなるのを見た後、警察官の人の方を見る。
侑李「あー………この前は大変お世話になりました」
銃兎「あ、あぁ、いえ。あれから大丈夫ですか?」
侑李「今のを見て大丈夫と言えますか?」
銃兎「(目逸らし」←
侑李「デスヨネェ?」
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年6月1日 22時