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週末になり、練習も今日は無かったので日和の買い物に付き合うこととなった。
日和的に、色々な場所を回りたいらしく、最初に行くエリアだけ決めた。
買い物についてはジュンに安堵の顔とお礼を言われたため、日和を見失わないようにしないとな。
日和「侑李くん!あっち行きたいね!」
侑李「日和、そこはリストにないぞ」
日和「あーーっ」
日和の腕を掴み、目的地まで連れていく。
店舗に入り、日和が一旦入ったら一時間は買い漁るのを知っているから、近場の飲物屋で抹茶フラペチーノを買った。
それを飲みながら日和が出てくるのを待っていると、辺りがざわつき始め、遠くの方から大きな声が聞こえる。
日和「何か騒がしいね!」
いつの間にか会計を済ませた日和が出てきていた。
荷物を半分持ち、俺は静かに頭を抱えた。
日和「侑李くん?」
侑李「次の店が今騒いでる方にあるんだ。あそこを抜けるのが面倒だ」
日和「そうは言ってられないね!侑李くん行くよ!」
侑李「あっ、おい!」
日和に腕を捕まれ、騒いでる方へと足を進めた。
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年6月1日 22時