STORY 17 ページ18
急遽だが俺は今ステージに立たせられている。Eden代表でTrickstarと戦うことになったのだ。
無理だろ。え、一人?何故だ。
侑李「と言う次第でお手伝い願いたいのです」←
左馬刻「いや分かるわけねぇだろ」
独歩「それも何で俺達を…?」
侑李「たまたま?」←
左馬刻「は?」
侑李「とりあえずマネージャーのフリをしといてくれればいいです。お願いします」
独歩「こ、この前お世話になったし、俺なんかでよければ」
侑李「ありがとうございます、観音坂さん」
観音坂さんとはこの前の資料が散らばった日以来、時々電車で会うようになったり、学校近くで会うようになった。そして時たま一緒に公園に座って雑談している。
碧棺さんとは入間さんを通して仲良くさせてもらっている。
スタッフ「姫宮さん、お願いします」
侑李「あっ、はい。それじゃあ、この時間だけでもお願いします」
左馬刻「ちょっ、俺はまだいいって言ってねぇぞ!」
頭を下げてステージの方に向かう。音楽がかかり、Trickstarがいるであろう場所に行く。
その瞬間、客席から大きな歓声と熱気を感じる。
侑李「さて、今日はどんな風に舞おうか」
囁きのように俺の言葉は歓声で消えた。
63人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年6月1日 22時