episode45 ページ46
エレベーターが止まったとき、ザックを起こしに行ったレイを見た後、俺はキャシーを背負った状態で倒れ込んだ。
エディ「ルシファー!!」
エディがすぐに駆け寄ってきた。
だが、俺は頭の中が訳がわからなくなっていた。頭の整理が追いつかないでいると、エディが声を上げた。
エディ「どうしてキャシーの応急処置はしてたのに自分のはしてないの!!」
ルシ「応急……あぁ、そういえば俺、レイを庇って撃たれたんだっけか」
エディ「もーー!!忘れてたよ!!君が痛覚ないの!!とりあえず、ここから出さないと……!!」
エディは俺を引きずりながらエレベーターの外へと出した。
エディ「レイチェル!!この階に薬がないか見てきて!!僕はザック達をエレベーターから下ろしておくから!!」
エディのその言葉にレイは頷き、奥へと走って行った。エディはザックとキャシーをエレベーターから出した後、ザックの意識があるかどうかを調べている。
エディ「ザック!B2着いたよ、ザック!生きてるなら返事して!」
そうすると、ザックに少し動きがあった。
ザック「……・あぁ?」
エディ「……!よかった……今レイチェルにこのフロアに薬がないか見に行ってもらってる。僕はこれからB5のところまで行って、そこからも持ってこようと思ってる」
ザック「……何言ってんだ、お前」
エディ「うるさいな!とりあえず、ルシファーとここで大人しくしてて!ルシファーはまだ二人よりは軽傷だから、二人のことお願い!レイチェルには、僕はB5に薬取りに行ってるって言っておいて!!」
エディはそう言って、エレベーターに乗って行き、その場には意識のある俺とザック、意識のないキャシーが取り残された。
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わんわん(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます!無理せず更新頑張ってくださいね (2020年5月6日 22時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅鵺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年5月15日 17時