片割れの苦悩 (ページ39)

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スピード勝負ページ39

何かが出てきたと思ったら、術式を発動しだした。

水系の術式なのか、大量の水を放出してきた。

私は呪霊に乗って上へ避難した。

真希も七海も禅院のジジイも各々対処していたから心配は無さそうだ。

攻撃しようかなと思っていると、禅院のジジイがなにやら話していたから、私は呪霊に乗ったまま見物しようと思う。

今の話でわかったことは、あの呪霊は陀良という名前らしい。

まぁ、クソほどどうでもいいけど。

とか思ってたら3人が攻撃しだしたので、私も呪霊から降りて加勢しようかな。

すると、真希が呪具を陀良に握られてしまっているのを見つけた。

そこに斬撃を送り込んでおいたが、禅院のジジイが術式を発動していたから意味なかったかもだけどね。

七海の刃もこの呪霊には通用しないようだ。

直毘人「水の防壁か……同時に大技は出せるのか？呪力過多。術式もまだまだ手数があるな。ならばどうする？」

『簡単だろ、技を出す前に祓っちまえばいい。……速度でな！』

全員一斉に速度で勝負をしだした。

だが、やはり私と禅院のジジイの方が早いらしく、最終的には2人だけで攻撃していた。

現在私、禅院のジジイ、私、禅院のジジイの順番で攻撃をしている。

領域展開をしようとしたから体をバラバラにした。

しかし、お腹で印を結ばれてしまったから、陀良の領域に連れていかれてしまった。