ベットに横たわる女 ページ3
虎杖side
「なぁ伏黒、釘崎。保健室って行ったことあるか？」
伏黒「ない。」
釘崎「そういえば無いわね。それがどうしたの？」
「いや、この前硝子さんに傷を直してもらおうと思って保健室に行ったんだよ。そしたらさぁ、保健室のベットに横たわる女の人を見たんだよ。」
釘崎「ふーん、ただ寝てただけじゃなくて？」
「それが揺すっても起きなかったんだよ。それで諦めて出ていったけどさ。」
伏黒「そんときに起きなかっただけだろ？今行ったら居ねぇよ。」
確かに…………その可能性はあるけど。
やっぱり寝たきりなんじゃないかって思うんだよな。
「確かにそうだな。そし、行くか！」
釘崎「行くってどこによ！」
「保健室！そんで今いるかどうか確認しにいくんだよ！」
伏黒「確かに名案だな。虎杖の予想が正しければ今もいるはずだからな。」
釘崎「それじゃあ、行くわよ！」
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in保健室
「失礼しまーす。」
釘崎「あれっ、硝子さんいないみたいね。」
伏黒「虎杖、この前のベッドってこのカーテンの向こうのやつか？」
「あぁ、それだ！じゃあ早速…………」
釘崎「失礼しまーす………って五条先生！？」
「ほんとだ！って五条先生寝てない？」
伏黒「この人がここで寝てるなんてはじめて知った。」
硝子「おい、五条！そろそろ時間だぞ！ってお前ら、何してるんだ。」
「あっ、やべっ」
硝子「はぁ、まぁいい。とにかく五条を起こしてくれ。」
伏黒「はい。五条先生！起きてください！」
「五条せんせー！起きて！！」
悟「ん………悠仁…………？え！？何で悠仁たちがここに！？」
釘崎「それよりも！先生が手を握りながら寝ていた女の人は誰なの？」
悟「っ！」
硝子「話してやってもいいんじゃないか？」
悟「……………わかったよ。じゃあ教室に行こうか。硝子、２年も呼んでおいて。」
硝子「まだ話してなかったのか。」
悟「うん、なかなか話せなくてね。だから今、皆に言っておきたいんだよ」
硝子「わかった。」
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作者名：getou | 作成日時：2022年5月28日 14時
